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2014.01.02
遥かなる富士
遥かなる富士に凍て雲動かざる
湯の丸スキー場（浅間山麓標高2000ｍ）からの帰り道、それこそ浅間山麓からの一幅の絵の様な景色に巡り合った。この季節の雲は富士を護るかの如く動かない。それにしても、スキー場で過ごした一日を忘れるような素晴らしい景色ではある。
2014.01.02
雪嶺
遥かなる雪嶺に射す朝日影
高崎の観音山からの浅間山。雪を頂く浅間山に朝陽が射すと何故か赤みが増す。不思議な色合いで神神しいまでにその威を増す浅間山。旧師前田普羅が愛した浅間山を見ると心が安らぐ。季節は違うが、彼の句集「春寒浅間山」は素晴らしい。
2014.01.01
淑気
雪嶺に抱かれ明くる淑気かな
前橋に帰って来て何年になるのだろうか？いつも感じるのは周囲の山嶺を仰ぐ時である。即ち上毛三山である赤城、榛名、妙義、そして谷川岳、浅間山等々。まして、雪を頂いた山々の姿に抱かれて、初日を仰ぐのは何ものにも代えがたいものがある。新春の瑞祥の気がただよう雪嶺、そして我が街・・。
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