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2015.02.22
剱岳夜明け
2015.02.22
立山連峰夜明け

雲隠す立山三山や春寒し
2月22日(日)日の出6時21分とネットに出ていたので、朝6時、冨山呉羽山のヴュ―・ポイントへ行った。この場所は、実は亡き弟に聞いた場所でもある。はりきって行ったが、春とはいえ、やはり冨山は寒い。しかも、ベテランのカメラマンに聞くと、日の出が21分だと、山の裏から太陽がでてくるシャッター・チャンスは20分後の6時40分過ぎ。今頃は剱岳の小窓あたりから・・・との情報を得た。結果として、雲が多く、今朝は写真にはできなかった。しかし、立山連峰を朝6時から、1時間ほど眺めることができた、かってない経験ができた朝ではあった。
2015.02.22
剱岳

雪嶺に文蔵想ふ一日かな
剱岳を見ると、何故か今は亡き文蔵さんを想ふ。日本の名ガイド、剣沢小屋のオ―ナ―、山男に愛された山の男。実は友人の父親であり、私にとっては、中学1年の1月スキーで複雑骨折をして入院している時に巡り合った大切な人である。何か気が楽になった・・・というか、それとなく勇気を与えてくれた気がする、そんな男である。人生にはいろんな出会いと別れがある。今日は同じ山男でもあった弟・重男の一周忌・・・・・・。
2015.02.22
立山

春昼のまさをなる空立山(たち)銀に
陽光うららかな春の昼、空はあくまで青く、まさをなるという表現がぴったりする。常願寺川・大日橋の堤防から立山がくっきりと見える。銀色に輝いているのである。今日は北陸・冨山では珍しい快晴の一日である。山の好きだった亡き弟に見せたい、
そんな立山が目の前に聳えている。
2015.02.22
薬師岳

銀嶺に春の日差しの薬師岳
2月21日(土)弟の一周忌で故郷の冨山に帰った。余りにも良いお天気で、立山連峰もくっきりとその姿を現していた。私は大日橋の近くで故郷の山をカメラに収めたが、弟が特に愛した薬師岳も美しい姿を見せていた。まるで、弟も喜んでいるのではと思える素晴らしい薬師岳・・・・・・。彼の代表句の一つは、「雲海や巨鯨の如き薬師岳」(重男)である。
2015.02.22
一列に
2015.02.19
雪の浅間山

噴煙も雪の浅間山(あさま)を彩れり
それにしても雪の浅間山は素晴らしい。よ~く見ると、雲もそうだが、噴煙も浅間山の景色の一部となっている。旧師前田普羅に、「春昼や古人のごとく雲を見る」の句があるが、春とはいえ風も冷たく、それだけに澄んだ空気の中では、あまりにも綺麗な浅間山を、ただ見るばかりである。
2015.02.19
鶏頂山

霞立つ鬼怒川(きぬ)遙かなる鶏頂山
吟行の勝山城址公園から鬼怒川遙かにゆったりした山が見えた。鶏頂山・・・・・だそうだ。そういえば、若かりし頃、娘達を連れて、スキーに行った覚えがある。昭和50年代後半だったろうか?
2015.02.19
雛壇

雛壇に温泉後(ゆあと)の句会盛り上がる
吟行の後、温泉につかり、体を温めて後、一杯やりながら句会となった。まさしく「座の文芸」である。口も滑らかになり、句意が明確になると、不思議に俳句も良くなる。良い先輩に恵まれて幸せな気分だ。
2015.02.19
勝山城

風光る土塁のみなる勝山城
2月17日栃木県宇都宮市にお住まいの先輩お二人と吟行でさくら市勝山城址公園に行った。あいにくのお天気ではあったが、着いたら陽もさしてきて、鬼怒川を望む勝山城はそれなりに素晴らしかった。土塁のみしか残っていなかったが、妙に歴史を感じられた気がする。
2015.02.19
澄む榛名山

榛名澄み群青色に染まりをり
今日の榛名山はやや紫みを帯びた深い青色である。単に群青というのとは違うような・・・・、とにかく澄んだ美しさである。右手に上州武尊山(ほたか)の雪嶺が見えるので余計に際立つ色合いではある。この様な景色に巡り合うと、群馬県前橋市に居を構えた幸せを感ずる。
2015.02.19
裾野も長し

雪被り赤城は裾野を長くせり
昨晩は冷えたせいか頂きに雪を被る赤城山。裾野を益々長く伸ばしている感じがする。「裾野も長き赤城山」とは、上毛カルタにあり、娘達によく聞かされた気がする。標高1,828mの黒檜山を主峰に、その他の外輪山囲まれた火口原に大沼・小が水をたたへ、四季を通じて自然に親しむことができる。
2015.02.19
浅間麗し
2015.02.08
活〆甘エビ
2015.02.08
武尊山(ほたかさん)

霞立つ雪嶺上州武尊山
前橋から、赤城山と子持山の間に、雪の武尊山が見える。穂高岳と同じ名前なので、混同しないよう上州武尊山と言われている。標高2158m。山名は日本武尊(やまとたけるのみこと)の東征故事に由来。まだ登っていないが素晴らしい山である。
2015.02.08
飛行機雲
2015.02.08
梅が香

梅が香に梅の花咲くことを知る
立春も過ぎ、寒さも和らいで来たような気がする。今朝は散歩道で梅の香りに春が確実に近付いている事を認識した。梅の開花が分かったのである。平安時代以降、特に香を愛で、詩歌に詠まれたのが理解できる。
2015.02.06
大根(だいこ)立つ
2015.02.06
霧氷遙か
2015.02.06
冬の山
2015.02.06
春たつや

春立つや妙義嶺天と蒼空(そら)分かつ
澄みきった蒼空にも何故か暖かい日差しが溢れているのであろうか、4妙義嶺が天とくっきり蒼空を分けている。しかも武骨な感じではなく何か暖かい感じがするのである。まさしく立春の日差しが注いでいるからであろう。
2015.02.06
八ケ岳(2015,2)

立春の光に八ケ岳(やつ)の浮く如し
今日は立春。寒さはまだ厳しいとはいえ、日の光もその色合いが微妙に変わってくる。即ち寒中の厳しさの名残りを充分に感じつつ、意識を春へとゆっくり向けてゆくのである。今朝は、立春の光を浴びて八ケ岳が何故か浮いているように見える。雪嶺とわれ立春の日を頒つ(遷子)を思い出す。
2015.02.06
冬の霞

美しき冬の霞と妙義山
2月4日(水)軽井沢プリンスホテルスキー場に行った。スキー場の頂きから、妙義山の遙か彼方に冬の霞が見えた。其処には眠っている山がある。冬ながら春をかいま見るような束の間の穏やかな景である。
2015.02.06
鴨の団地

こは如何に鴨の団地と申すべし
今朝は快晴であった。気持ち良く散歩をしていると、東小学校体育館裏の滝川・護岸の所に、鴨の団地よろしく鴨が一羽づつ入って眠っていた。余り奥にも入らず・・・・・。なんというか、あまりにも長閑な如月の頃のひとこまである。
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