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2015.03.24
彼岸桜

京を恋ふ彼岸桜の咲くころは
「そうだ京都に行こう!!」 というJR東海のコマーシャルがあったが、やはり彼岸桜の咲くころには特にその思いが強くなる。若い頃、というか浪人中、京都にいたからだろうか?都と言えばやはり京都だからでしょうか。・・・・いずれにしても、我が心の故郷である。
2015.03.24
桃の花

蒼空にゆとりの光り桃の花
何故か長閑さを感じる桃の花。「春の苑くれなゐにほふ桃の花照る道に出で立つをとめ」(大伴家持)「万葉集」。桃源郷の説話も中国から伝わり、桃の花は長閑な理想郷の象徴になった。桃は雛祭りの花でもある。「野にでれば人みなやさし桃の花」と高野素十は詠んでいる。
2015.03.24
椿咲く

葉の中にありて華やぐ椿かな
今朝の散歩道に控えめに椿が咲いていた。楚々とした風情が古来日本人に愛され、万葉歌人以来多くの詩歌に詠み継がれて来たのは頷ける。虚子の「ゆらぎ見ゆ百の椿が三百に」、中村汀女の「白椿昨日の旅の遙かなる」等、名句が多い。
2015.03.23
仏の座
2015.03.23
沈丁花

何処にか匂ひが先の沈丁花
何処からか秋の金木犀と双壁をなす素晴らしい香気が漂よう。匂いを辿っていくと沈丁花がさり気なく咲いていた。瑞香ともいうがなんとも素晴らしい香りである。素十は「鎌倉の月まんまるし沈丁花」と詠んでいるが、月もまるくなるよ・・・・・と、つぶやきたくなるほどの香りが漂っていた。時はまさに春なのである。
2015.03.23
辛夷咲く

辛夷咲く蒼空(そら)一杯の白さかな
辛夷がいつのまにか咲いていた。それこそ、蒼空いっぱいに白い花を溢れさせている。素晴らしい瞬間と言えよう。風生は「一辮のはらりと解けし辛夷かな」と詠んでいるが、まだまだ満開の煌めきを放っている。
2015.03.23
紅梅

紅梅に思わずゴルフ忘れをり
3月17日、某DBのOB会があり、大宮ゴルフ倶楽部に行った。今年初めてのゴルフなのではりきって参加したが、インのスタートのティ―・グラウンドの近く、紅梅が見事に咲ていたので、しばし見とれてしまった。白梅を見る機会は結構あるが、紅梅は珍しい。思わずシャッターを切った。とにかく朝の天気も素晴らしく、春の陽気で半袖になりたい位の一日であった。
2015.03.23
枝垂れ梅

枝垂れ梅思ひは大宰府天満宮
3月15日(日)湯島天満宮に吟行にいった。風は冷たかったが枝垂れ梅が綺麗であった。
天神様といえば大宰府天満宮を思いだす。「飛梅」は福岡・大宰府天満宮の神木として知られる梅の木の名称であるが、「東風ふかば にほひをこせよ 梅の花 あるじなしとて 春なわすれそ 」 飛梅伝説をそのものである。
2015.03.23
花大根

思いだす妣(はは)の言葉や花大根
風はまだ肌寒いことがあるが、すっかり春の陽気である。大根の花も咲き紫が綺麗な季節になった私はこの季節になると、
亡くなった母の言葉を思い出す。全然親孝行も出来なかったので残念な思いがあるが・・・・。
2015.03.13
玄関に春
2015.03.13
蕗の薹

枯れ色の野中にぽつり蕗の薹
梅の咲くのを眺めたり、香りを楽しんだり、散歩も実に楽しい季節となった。しかし、枯れ色の野中を見ると、ぽつり・・・ぽつりと蕗の薹を見つけることができた。ふと春の訪れを感ずる、そんな嬉しい一瞬である。
2015.03.13
梅咲きし

梅咲くや桜の如く咲き満ちて
梅は咲き始めが良いと言われている。奥ゆかしく清楚であり、気高さが感じられるからである。しかし、近所の咲き満ちた状況の白梅も、なかなかのものである。古代、花と言えば梅であり、平安時代以降、特に香を賞で詩歌に詠まれた。素晴らしい瞬間を見ることができた。
2015.03.13
芽吹く辛夷
2015.03.13
結婚祝い

風光る結婚祝す子はインド
3月9日は40回目の結婚記念日。よく忘れずにお祝いの花を送ってくれたものだ。私に過ぎた娘かもしれない。唯感謝!!
インド・ニューデリーへ行ってから、もう何年になるだろうか? NTTに10年お世話になった後、ずっと行ったままである。
次女も元気だろうか・・・?
2015.03.13
雪山讃歌

シュプールを雪山讃歌の舞台にも
湯の丸スキー場、第4ゲレンデの上に「雪山讃歌の舞台」の立て看板がある。第一時南極越冬隊長・西堀栄三郎らが三校時代、山岳部のスキー合宿で鹿沢を訪れた際、吹雪で閉じ込められ動けない時に、退屈を紛らわす為に山岳部の歌を作った歌が「雪山讃歌」であるのはよく知られている。この前面に広がる雪の山々を心に刻み作られたもの。したがって、その舞台にシュプールを刻めるのは幸せである。
2015.03.13
雪の中

雪被る樹林に雪降るスキーかな
3月8日(日、)長野県東御市湯の丸高原にある「湯の丸スキー場」にいった。標高2000mの高さがまだ雪を降らせている。
第6ゲレンデを5、6本流し、第4ゲレンデでポールをくぐった。久しぶりのスキーはやはり気持ちが良い。雪の白さと凛とした空気がそうさせるのであろう。
2015.03.13
白梅
2015.03.13
湯島の梅

紅梅の仄かに香る湯島かな
長い間東京で仕事をしてきたのに、湯島天満宮に来たのは初めてである。3月3日紅梅の仄かに香る中、境内を漫ろ歩く。
JR御茶ノ水駅から840m位であったが、案内して下さったOさんには本当にお世話になった。
2015.03.13
猫柳

川沿いに日差しもやさし猫柳
朝、滝川沿いを散歩していると、春のやさしい日差しに光る猫柳で出合った。早春、葉よりも早く、ふわふわした銀白色の毛で覆われた大形の花穂を上向きにつける。これをネコといい、和名もこれからおこった。青空や枝とのコントラストも美しく、春の訪れを感じさせてくれるのである。
2015.03.13
春霞
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