2015.05.12 芍薬の花
芍薬の花(H27,4 )

芍薬の花は静かに美しく

散歩道に芍薬が咲いていた。朝の静かさの中に、それこそ華やかに美しく・・・・。「立てば芍薬座れば牡丹、歩く姿は百合の花」とは美人の形容だが、よくぞ言ったりというところか。牡丹と花はやや似るが、牡丹は木、芍薬は草で古く薬草として渡来した。
2015.05.12 石楠花
石楠花(H27,4 )

石楠花の初めて咲きし庭の隅

以前長女と長女の友人Mちゃんと榛名神社へ行った時、帰り道の榛名湖への道端で、高山植物を販売している人に頂いた石楠花に、初めて花がさいた。庭の隅にほっぽってあったので、またメンテナンスもできなかったので、本当に嬉しい!!よくぞ咲きたる我が庭に・・・・。長女と長女の友人のMちゃんに幸あれ!!
2015.05.12 山桜
山桜(H27,4 )

山国の光り集めし山櫻

華やかなに咲く山櫻を見ていると、山国の光りを欲しいままに浴び、羨ましい気もする。しばしゴルフを忘れ、眺め入るのみである。
2015.05.12 躑躅咲く
躑躅(H27, 4)

大嶽の如くあれよと躑躅咲く

何番ホールだったであろうか、茶店の前に大きな躑躅が咲いていた。人間はゴルフにしろ何にしろ、小さくスコアだけ纏めようとするものである。躑躅の大きさ素晴らしさを見ると、何にせよ、「小さく纏まるな」と教えている様であった。富岡ゴルフクラブでの一こまである。
2015.05.12 青き踏む
青を踏む浅間(4月)

逝きし友去りし友あり青き踏む

俳句の友人のT・M氏が亡くなった。またH・O氏も去って行った。「友ありてこそ、五・七・五」(東京やなぎ句会編)もあるが、俳句は「座の文芸」と言われている事を考えると、ある意味、原点に帰らねばならないと痛切に感じた。
2015.05.12 櫻咲く
櫻咲く(27,4)
 
心にも蒼空にもみつる朝櫻

毎朝の散歩を楽しみにしているが、朝日を浴びて蒼空いっぱいに広がる櫻はなんとも言えない。日本に生まれて良かったと思える瞬間である。「さまざまの事思ひだす桜かな」(芭蕉)もあるが、何にも思い浮かばない、ただ良いなぁ~と感ずる朝桜ではある。