2016.06.30
梅雨寒

梅雨寒のゴルフも楽し軽井沢
6月28日、先日の「軽井沢吟行」でお世話になった方と「軽井沢72」でゴルフをした。あいにくの雨であったが、メンバーが良いと楽しい。楽しかった為か、後のハーフは雨もやみ、ゴルフに最適のお天気となった。お風呂、レストランの会話も楽しく、来た甲斐があったと思う。絶対に「再度やりましょう」と言って別れたが気持ちの良い方がたではある。人間性の問題かとも思う。個人的には、4月から散歩、5月~6月は、それに加えて週2回のゴルフがなんとか達成できた。8月に白馬3山へ行く為に、無理せず、徐々に身体を鍛えていくスケジュールをたて、実行して来ただけであるが・・・・。7月は仕上げに近所の山に挑戦したい。
2016.06.30
白粉の花

おしろい花由来尋ねし妻の声
散歩道におしろい花が咲いていた。何故おしろい花というか知ってる?と聞かれたが見当もつかない。俳句では秋8月頃の花と思うが、今年は早い。何といってもまだ6月である。温暖化現象・・・・? 香りのよい花としか記憶がないが、ラッパ状の小花というか、まぁそれなりに可愛く美しい花である。白粉の花に姉の忌修しけり(月哉)、白粉の花の匂ひとたしかめぬ(今井つる女)がある。
2016.06.30
夏の露

夏の露朝の空気を凝縮し
毎朝の滝川沿いの散歩道の草に、露がついて見える。とても可愛く、まさしく自然の姿を現している。「露」といえば季語では秋。下記の様な素晴らしい句も多い。芋の露連山影を正しうす(蛇笏)、金剛の露ひとつぶや石の上(茅舎)。夏の露の名句は千代女の句であろう。大好きな句の一つである。即ち、朝の間のあづかりものや夏の露(千代女)。
2016.06.30
額の花
2016.06.30
梅雨晴間

黒釉の壺も光りし梅雨晴間
6月17日宇都宮吟行で久しぶりに益子へ行った。30年ぶりぐらいであろうか?道が広くなり昔の面影が感じられない。それも時代の流れであろうか。益子焼美術館に寄り、涼しい風を浴びながら宇都宮に戻った。若い頃、ご自宅にもお伺いした陶芸作家の吉川水城さんはお元気だろうか。時々彼の壺を眺めながら、当時を懐かしく思いだす今日この頃である。
2016.06.30
梅雨晴間

梅雨晴間浅間の煙雲の中
いつも見える浅間山の煙が今日は雲の中である。それにしても梅雨晴間の景色は清々しい。大好きな甘楽カントリークラブからの眺めである。吹き来る風がとても爽やかで、こんな日のゴルフは最高だ。週2回ペースを最低でも6月いっぱいは続けたい。
2016.06.28
軽井沢吟行

浅間根に普羅の徒集ふ涼しさよ
軽井沢吟行は素晴らしいお天気に恵まれ、大賀ホールの前の池ごしに浅間山が見える。前田普羅は「春寒浅間山」を始め、3部作を出しているが、私には浅間山が特に印象深い。今回は初夏ではあるが、辛夷同人の皆様を軽井沢に迎えることができて、とても爽やかで幸せな気分である。
2016.06.22
御膳水

ほろほろと水楢の花散りやまず
ホテル鹿島の森のそばに御膳水という場所がある。明治天皇が、その清冽な水を愛し、自らお飲みになられた・・・・とかの場所である。そこにいくと水楢の花と思われるが・・・次から次と降って来る。なんと表したら良いのであろうか・・・?とにかく今日の軽井沢は素晴らしい。(5月22日、辛夷社軽井沢吟行のひと時)
2016.06.22
雲場の池

雲場池水面に写る青葉かな
何回も雲場池に来ているが、今朝(5月22日)の雲場池は最高である。まるで鏡のように青葉・若葉を水面に写し、何とも言えない風情である。写真とか絵には描けないとさえ思う。しかし、東山魁夷画伯がおられたら、プロ中のプロだから、絶対にすぐにも筆をとられるのではないかとさえ思える、そんな素晴らしい瞬間はある。軽井沢吟行の朝の出来事であった。
2016.06.22
旧居

犀星の愛した場所に端居して
室生犀星の旧居は苔むした庭があり静かで落ち着ける。丁度管理しているご婦人がおられていろいろ説明して頂いた。文人仲間も遊びに来ていたようで、堀辰雄の名前もでていたと思う。何はさておき軽井沢の静かなひと時・・・・・。
2016.06.10
残花散る

残花散る椅子の白さを際立たせ
深沢紅子美術館の庭は美しかった。残花が散り、芝生の上に真っ白な椅子が際立って見える。なんと表現したら良いのだろう。立ちつくして雰囲気を味わうばかりである。満開に咲く花も美しいが・・・・・・・・。
2016.06.10
残花

麗しき残花が招く美術館
軽井沢には深沢紅子美術館が塩沢湖の近くにある。残花にひかれ坂を登っていくと、突如美術館が現れる。素晴らしいアプローチであり、軽井沢の雰囲気を見事に表してもいる。それにしても、残花が美しい。
2016.06.10
満天星

満天星の白さ極まり風に鳴る
5月16日(月)軽井沢タリアセンの中の島は、満天星が真っ白な鈴の様であった。塩沢湖の風を受け、その風に鳴る鈴・・・・・・。中の島はなんとも贅沢な空間になっていた。 ベンチでゆったりと過ごせた。
2016.06.10
躑躅咲く
2016.06.05
ポピー

ポピーとも路傍に舞ひし一花かな
いわゆるポピーの群生ではなく、また朱色、紅、白ではなく、ただ一輪、風に揺れる風情は何とも言えない。楚王項羽の寵姫(ちょうき)虞妃が死語この花に化したという伝説もかくやと思われるのである。
追記)写真につきコメントを頂き有難うございました。ご指摘の様な然るべき対応を本日(6/9)致しました。 毎朝の散歩道、滝川の土提に咲く花についての一コマです。
2016.06.05
ひなげしの花

風誘ふ唯一輪の虞美人草
楚王項羽の寵妃虞美人が主人の後を追って自決した後の血の色から名付けられたという虞美人草。ひなげしの花とも言う私には可憐な花に見えるのであるが、鳥の雛のように愛らしい花の様子からヒナゲシというのもこの色だと思われる。
「ヒナゲシの花一輪や風誘ふ」と詠んだ方がベターか。
2016.06.05
芍薬の花

芍薬の風に揺れたる一華かな
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」とも言われる様に美人の代名詞とされて来た。花言葉は「内気」「恥じらい」「はにかみ」「清浄」「威厳」といったものがあるが、最近の失われて来たものばかり?である。 願わくばカルチャーとして、この一華のように美しくあってほしいものである。
2016.06.05
サクランボ

毎朝の散歩も楽しさくらんぼ
桜が散りあっという間に5月になった。これは5月8日の写真だが、もう赤く色ずいている。朝の散歩に一粒頂くのが楽しい。あっという間に可愛い鳥たちに食べられてしまうが、それもまたよしである。自然は素晴らしい!!
2016.06.05
蜜柑の花

君思ふ蜜柑の花の咲く頃に
亡き弟重男は、歌が好きで若い頃からギター片手によく歌っていたと思う。義妹の裕子さんとも「サボテンの花」とか「蜜柑の花」などを、よく歌っていたのではないかとさえ思う。我々と食事したあと2次会で聞いた覚えがある。蜜柑の花は香りの満足度が極めて高い。5月上旬の散歩道・・・・・・・。
2016.06.05
鈴蘭
2016.06.04
高原の風
2016.06.04
白樺
2016.06.04
雪形
2016.06.04
聖五月

高原の風切るショット聖五月
長女と久しぶりに水上高原のゴルフを楽しんだ。五月の連休中での出来事である。谷川連峰には、雪がまだ相当残っていた。何れにしろ高原の風は爽やかで、何とも言えない良い気分である。ショットも高原の風を切り、かなり距離を稼げ、自分なりのゴルフが楽しめた。長女も同じ思いであっただろう。インドからの帰国後、初めてのゴルフのはずである。
2016.06.04
磊磊峡

老鶯の声しきりなる磊磊峡
磊磊峡(らいらいきょう)と読める人はかなりの人と思う。朝6時に散歩にでたら、鶯が盛んに鳴いていた。鳥は目覚めが早いのか、我が家でも鳥の鳴き声に目覚める。ここ秋保温泉の朝も同様で、素晴らしいものがある。
2016.06.04
残花
2016.06.04
仙台城

老鶯の声一山の叫びかな
仙台城から見た仙台市。鶯の声が聞こえる。私には仙台市、宮城県の方の踏ん張りへのご褒美なのかとも思えるほど、素晴らしい鳴き声である。復興へ強い意志を表す、この山の叫びとも・・・・・・・・。
2016.06.04
春の潮

まず受けしお礼の言葉水温む
塩釜から松島港への遊覧船にのったところ、まずガイドさんに復興への御礼を言われた。東北の人なのか、陸奥仙台の人なのかは分からないが、松島湾で生活を営んでいる方の気持ちの美しさと力強さを感じた瞬間であった。気持ちが和む。彼等は素晴らしい。人間は、そして日本人は素晴らしいなぁ~とかってに思った。一日も早い、本当の意味での復興を祈念するばかりである。
2016.06.04
岩分かつ
2016.06.04
復興