2016.09.14 秋風や
秋の妙義(H28,9,9)

秋風や岩峰澄みし妙義山

妙義の麓までいくと、澄む空に岩峰が鋭くくっきりと見える。 やはり「秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞ驚ろかれぬる」(藤原敏行)『古今和歌集』の世界なのであろう。あっという間に秋の風を感ずる季節になった。
2016.09.14 黒き妙義山
黒き妙義山(H28,9,9)

秋の雲天に楯なす妙義山

富岡のこんにゃく畑は見事だが、この季節、その辺りからの妙義山は実に美しい。天高く・・・は秋の常套句だが、その天に楯の様にたちはだかっている様に見える・・・・・・黒き楯である。「秋風や野に一塊の妙義山」(蛇笏)もある。
2016.09.14 黒き榛名
黒き榛名山(H28,8)

澄む空に黒き榛名を指呼の間

毎朝の散歩コースから榛名山が見える。朝の5時過ぎ、この季節は天気が良いと黒く見える榛名山。私には我が家から指呼の間にあるのが実に嬉しい。散歩をしたくなる所以である。
2016.09.14 駿河湾の朝
駿河湾の朝(H28,8)

明易の波穏やかに駿河湾

8月20日(土)は家内の実家に泊り、朝5時に起き散歩をしながら駿河湾まで歩いた。たいした距離でもなかったし、大井川の河口に近いが、波も穏やかな夏の朝である。静岡は良いな~と心から思う一時ではある。
2016.09.14 駿河湾
駿河湾(H28,8)

涼風に潮の香湯の香伊豆の国

先月(8月20日)、焼津市の黒潮温泉ホテルアンピア「松風閣」に行った。露天風呂が気持ち良く、遠く伊豆半島が駿河湾越しに見えた。涼風が露天風呂に吹き、温泉(ゆ)の香りもまた心地良い。何といっても駿河の國である。お茶と蜜柑が有名だが、温暖な気候は黒潮の駿河湾のお蔭であろう。そのうち伊豆にも行きたいものである。