2017.05.17 雪の山
雪の山(H29,4)

 想ひ出を紡ぐ景色や雪の立山(たち)

 山の稜線、形状は見ているだけでいろいろな想い出を心に浮かべさせてくれる。あっという間の50年である。私はこの50年、何をして暮らしてきたのかな~とも思う。少なくとも自らの立てた目標に、一歩ずつ歩み続けるのみである。
「山稜を雲の峰へと一歩ずつ」(誠)。
拙句の良し悪しは別にして、地道に歩み続ける事が大切と心に決めている。
山は変わらない・・・・・・。
2017.05.17 逝きし友
黒部下の廊下(H29,5)

逝きし友偲ぶ廊下やほととぎす

 黒部・下の廊下には今は亡き平塚君の想いでがある。(廊下・・・登山用語で渓谷中、両岸の岩壁が高くそそりたった場所)
山の仲間と久しぶりに会って素晴らしい時間を過ごす事ができた訳だが、黒四ダムにくるとどうしても彼のことを想いだす。それ以上は書けない、かけがえのない友人がいた。
2017.05.17 立山の仲間達
立山(H29,5,9)

粗目雪(ザラメユキ)踏みて立夏の室堂に

 約半世紀ぶりに立山の仲間が、めいめい各地をでて、5月9日(火)室堂山荘に集まった。町で擦れ違ったら分からないのが当然の年月が経っているが、皆さん各々年輪を重ね、良い年のとり方をされているなぁ~と感じられた。実に9人もの方が集まったのである。あいにくのお天気ではあったが、雄山の頂上が見え懐かしい。一気に50年前にかえり、ニックネームで呼び合うのもまた楽しい。とにかく我が故郷に戻った実感がある。夜の更けるまで酌みかわした素晴らしい仲間達・・・・。
2017.05.07 牡丹の花
牡丹の花(H29,4)

牡丹の花あでやかに光りをり

古くから「花の王樣」と呼ばれ親しまれて来た牡丹の花。。ボリュ―ムたっぷりのあでやかな花姿は、一輪あるだけで気品と風格を漂わせている。別名、「富貴草」「富貴花」。美しい女性の容姿や立ち居振る舞いが、「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」と言われて来たが、なるほどと頷ける。
2017.05.07 新緑の八幡宮
新緑の八幡宮(H29,4)

新緑に安産祈る二人かな

4月23日(日)横浜市港南区の篠原八幡宮にでかけた。風香る季節、新緑がことのほか美しい。確か古い欅の大木があり、枝がそよぐ樣がなんとなく落ち着かせる。正式な戌の日ではなかったが仕事の都合上当日となった。長女の安産祈願である。社殿での御祈祷をしてもらい、素晴らしい一日となった。新横浜プリンスホテルの食事も、若い二人に気にいって貰えたかどうか分からないが・・・。
2017.05.06 空母レーガン
空母レーガン(H29,4)

停泊の空母レーガン風光る

原子力空母カール・ビンソンと同じく、全長333mの空母ロナルド・レーガンが横須賀に停泊していた。現在アメリカ海軍は、空母の戦闘部隊を「空母打撃群」として編成している。簡単に言うと、大型原子力空母×1、ミサイル巡洋艦×1、ミサイル駆逐艦×2、原子力潜水艦×1、補給艦×1、の6隻体制でまとまって動く。詳細は省くが、ロナルド・レーガンには約5,000人の乗組員がいる。
現在米軍は11隻の空母をも持っている。いずれも原子力空母で、1隻の建造費は5,000億円、年間維持費は400億円と言われている。これに艦載機や訓練費を合せるとさらに金額は跳ね上がる。1つの空母打撃群を構築する為には、年間数千億円の維持費が掛かる為、現状アメリカ以外はまともに空母を運用できない。
四方の景色も麗かな春は、吹きわたる風さえも光っているように感じられる。感謝すべきであろう、平和な日本。
2017.05.06 軍港
軍港・横須賀(H29,4)

軍港の日差しも和む春の波

会社の旅行で横須賀を訪れた。昨日自衛隊の海軍の会議があったとかで、全国の軍港から舟が集まっていた。イージス艦、護衛艦、その他であろう。
時あたかも近隣の某国が○○の記念日とかで、米国の対応と相まって緊張が高まった14日(金)の出来ごとである。
しかし、春の日差しはやはらかく、平和の有難さをしみじみ感ずる。波も穏やかで、緊張が嘘の様である。
2017.05.06 満開の桜
満開の桜(H29,4)

蒼空にまさしく花の盛りかな

満開の桜がくっきりと青空に浮き立っている。今まさに花の盛りを迎えたのである。その瞬間は極めて短いが、咲き誇る桜を見て言葉に言い表せない。朝の散歩のひと時、生きてる事の素晴らしさを感ずる、