| Home |
2020.11.29
誕生日プレゼント

賜はりしかほり馨し冬薔薇
薔薇のかほりは確かに馨しいと実感できるプレゼントであった。長女夫妻から送られて来た小生への誕生日プレゼントは段ボールの蓋を開けた瞬間に何かと気付くものであり、大変嬉しい。昨晩フランスの次女夫妻からラインでお祝いの言葉をもらい、続いて長女夫妻からであった。
「よき言葉聴きし如くに冬薔薇」(後藤夜半)の句があるが、言葉はいらない。気持ちを頂いた。今年で72歳であるが、70歳から引き算でいこうと決めたので68歳の誕生日としよう。
2020.11.22
今年米

今年米故郷の便りも届くころ
先月、新米が出荷されているというニュースが流れた。丁度その頃は秋の実りがなされ、故郷の兄の便りもある頃である。昔は母がよく便りをくれた・・・・。どれだけ勇気づけられたことか。ただ、感謝あるのみである。
因みに我が故郷、冨山のお米もとても美味しい。実家でもはるか昔は稲作をやっていたが、もうそんな時代ではなくなった。兄が最近野菜を裏庭で作っているばかりである。それも猿とかの戦いであるとか・・・・。テレビでは、日本国内、熊も出没する地域が増え、北陸金沢兼六園の近くでも出没したとかのニュースもある。今年送って貰ったサトイモはとても美味しかった。兄に感謝!!
「故郷すでに海市の中や母老いし」(柴田佐和子)の句もあった。また「見かぎりし故郷の山の桜哉」(一茶)の句も印象深い。私には、故郷は遠くにありておもうものかもしれない。
2020.11.22
句集上梓「春星」

ゆったりと句集手にとる小春かな
コロナ禍に影響を受けた2020年度もはや11月の下旬に入った。4月末、5月連休中に第2句集を上梓しようと決めてから、あっという間に時間が過ぎた。今回は「9月16日発行」にしたが、漸く配布も終わり、ゆったり句集を手にする時間ができた。10年間の生きた証に過ぎないが、それでも自分なりの10年であったと思う。少しづつ読みなおしてみたい。
その間の出会いと別れは、本当に人生の大切な部分であろう。すなわち、コロナ禍であろうとなかろうと、人間は平等に人生を重ね、成長し、老い、そして逝く。それが人間である。大切なのはその長さではなく中味であろう。如何に生きたかなのである。
人間は一人では生きられない。まわりの人々によって支えられて強くなっていくと思う。そういう意味で、まわりの人々に感謝しつつ歩んでいくしかないと思うのである。
| Home |