2022.05.03 春の浅間
春の浅間(R4,4,1)

立春の日差しあまねく野に満ちて

藤岡ゴルフ倶楽部13番ホールからの浅間山と妙義山。春の日差しは上州から信州信濃まで満ち溢れている。大好きな景色ではある。

今日はしも匂ふがごとき春の空(福田蓼汀)の句も素晴らしい。大自然の力である。

2022.05.03 春の浅間山
春の浅間山(R4,4,1)

雪山に春のはじめの香りあり

この写真は4月1日に浅間山である。なんとも素敵な一枚である。左側には妙義山が黒い色で聳えている。写真の出来栄えはともかく、雪山においても春には春の香りがするのである。季節の変化は大地においても自ずから表れる。自然は美しいだけでなく、いろいろ教えてくれる。

春の雪下りて噴煙北を指す(前田普羅)、神々の座とし春嶺なほ威あり(福田蓼汀)の句もあるが、山は実際に見て、出来たら登れれば最高である。



ネモフィラの前のタ―ちゃん(R4,4,24)

ネモフィラの瑠璃極めたる公園に

茨城県ひなちなか市にある国営ひたち海浜公園の「みはらしの丘」あたりであろうか、丘一面をブル―に染める可憐なネモフィラが見頃をむかえている。長女とタ―ちゃんはご機嫌である。秩父宮ラグビー場にいたと思ったら、福島経由茨城である。なんと活動的であることか・・・・・・・。

ネモフィラは晩春の季語でよさそうだ。和名は瑠璃唐草でもともとはアメリカ大陸に育つ種らしい。見頃のピークは4月末から5月の初めの1週間から10日ほどとのこと。

春雲のかげを斑に浅間山(普羅)の句なぞ思いながら二人の写真を見ている私である。

夜桜の前でポーズ(R4,3)

一瞬の光りに映えし夜の桜

ターちゃんが大阪に行った時に撮った一枚である。ラグビーを見た後、大阪のユニバーサルスタジオに旅行した時のものか?やたら旅行を重ねているが、長女もタ―ちゃんンも元気いっぱいで、コロナ禍もなんのそのの実感がある。若いというのは素晴らしい。

雲を呑んで花を吐くなる吉野山(蕪村)の句を思う。関西ではやはり吉野の桜も素晴らしい。また行ってみたいものである。



タ―ちゃん食事会(R4,3,20)

楽しみは皆の笑顔か春の夕

令和4年もはや3月20日。長女夫妻が遊びに来てくれ、孫との食事会である。大きくなったものだ。台風のような存在感があり、皆で振り回されるが、その分可愛いのである。皆の笑顔がとても嬉しい。

紺青の乗鞍の上囀れり(普羅)の句があるが、春が来ると越冬した鳥はいっせいに囀り始める。早くコロナ禍も収束し、賑やかな世界に戻って欲しいものである。