2023.01.25 メジロ
メジロ(R5,1,25)

つくばいに珍しき客寒波来る

今日1月25日(水)早朝、今季最強の寒波の影響か日本は沖縄県を除く46都道府県で最低気温が氷点下になると気象庁が予測していたが、前橋はマイナス5度であった。我が家の蹲(つくばい)も氷がぶらさがり当然氷っていた。

不思議なことに、モーニングコーヒーを頂いていると我が家の庭に珍しいお客が2羽あった。メジロが飛んできてさかんに何かをついばむ様子が写真に撮れたのである。つがいであろうか。それにしても愛くるしい客ではある。前橋に来て初めてのような気がする。

浅間と妙義(R5,1,20)

遥かなる雪嶺浅間威を増せり

令和5年1月20日、藤岡ゴルフ倶楽部の6番ロングホールのテ前辺りからからだったであろうか、とても美しい浅間山を見ることができた。左手に妙義山を従えくっきりと聳えている。

いつからか浅間山の姿を日常的に見ることになったが、高さ自体は余りないがゆったりと聳えているのが素晴らしい。人生、どっしり構えゆったりと生きていきたいものである。

2023.01.18 大欅(R5,1)
大欅(R5,1)

大欅雄々しく聳え寒に入る

あくまで蒼い空に大欅が雄々しく聳える。ほとんど毎朝の散歩に私は大欅にタッチするのが習慣となっている。生玉神社が側にある景色は先人達の祈りというか何かが感じられるのである。

「暁の星の輝き寒に入る」(高木晴子)、「マーラーの曲に力や寒に入る」(林 翔)などの句がある。
私には、ピリッとした感覚がとても良い。


上州武尊山(R5,1)

難しきグリーン遥かに武尊山

1月13日(金)が令和5年の初ゴルフとなった。グリーンに霜が降り難しいパットが続いた。3パットが4回はあった。またぺナルティーが2回と苦しんだ。パーが4回あり何とか、47,46で収まったのが救いであった。 初ゴルフなのでこんなものか・・・・。

今日のハイライトは、インの3番(12番ホール)のティーグラウンドからの上州武尊山が雪をいただきとても美しかったことであろう!!
まだ登ったことがないが機会があればのぼりたいものである。

「連嶺に礼して年の改まる」(福田寥汀)、大好きな句である。今年も良き年でありますよう切に願う。

穂高岳(R5,1)

連嶺に抱かれ明くる花の春

 令和5年(2023)も穏やかな正月を迎えることができた。長女家族も今年の正月はお休みが少ないとかで横浜で過ごすようだ。
結果として家内と二人のお正月となり、のんびり過ごすことができた。

関東はお天気も良く、実業団駅伝、箱根駅伝、国立競技場での早稲田×京産大戦等、テレビを見て楽しく過ごさせて貰った。個人的には1月13日が初ゴルフで、写真はその時の藤岡ゴルフ倶楽部インの4番(13番ホール)のティーグラウンドからの景色である。浅間山と妙義山がとても綺麗であった。

2023.01.08 初詣令和5年
初詣令和5年(2023)

あくまでも蒼き空あり初詣

本日、1月8日(日)、前橋市の総社神社へ例年の如く「初詣」に行った。少ないと思っていたら結構な人がおり、また骨董品、食べ物、珈琲店の屋台(含む、車を改造した店)がでていたのでビックリした。コロナで分散「初詣」と言われているからだろうか・・・・・。

「大雪となりて今日よりお正月」(普羅)、「元旦や赤城榛名の峰明り」(鬼城)、など元旦の句には素晴らしい句がある。
また、「連嶺に礼して年の改まる」(福田寥汀)のような個人的に好きな句もある。

「未来へと続く明かりか初茜」(誠)を小生は今年の賀状に書いた。やはり未来に向けての初茜であって欲しい。今年は健康に気をつけやりたいことをきちんと実行したいものである。

2023.01.07 水鳥
キンクロハジロ

水鳥のさかんに餌を探すなり

散歩道の滝川にキンクロハジロ(鴨の一種)が数匹、さかんに水草を取るべく頑張っていた。暫くその姿を見ていたが、寒いのにというか寒い朝だからこそ、益々元気に動いていた。

「水鳥の水尾美しき水面かな」(作者?)の句があったと思うが、今朝の水鳥は一生懸命生きる為に動いていた。

我家のクリスマス(R4,12)

思い出はわずか二人のクリスマス

昨年末のクリスマス・イヴは家内と二人だけのクリスマス・イヴ・・・・。当然クリスマスケーキは買わず、ショウ―トケーキを二つ買っただけである。これも悪くない。

聴きなれたホワイト・クリスマス・・・・、サイレント・イヴ(辛島美登里)、クリスマス・イブ(山下達郎)等々、クリスマス・ソングも懐かしいものがある。

「ずり落ちず聖樹に積みし綿雪は」(山口誓子)、「降誕祭シャンツェ蒼き夜を刷けり」(飯田蛇笏)なぞ俳句にも、クリスマスは詠まれている。明治に生まれた季語である。

2023.01.05 お正月の生花
お正月生花(2023)

目出度さは元旦の日の生花にも

令和五年(2023)のお正月は特別なものがある。昨年7月に心房細動を治すべくカテーテル・アブレーションの施術を実施。不整脈がひどく再手術となり、自粛生活を余儀なくされたからである。怪我以外で入院生活なぞ考えたこともない私であったが、昨年は厳しい年となった。

「雪の戸にいつまで寝るや御元日」(普羅)なぞという句もあったなぁ~とも思いながら、なんとか元気に年を越せたことを心から喜んでいる。(少し弱気になった)

今年は元気を出してやりたいことをやってみたい!! コロナ禍ですっかり調子が狂った部分もおおいにあると思う。私だけではないとも思うが・・・・。



お正月玄関(2023)

元旦を普羅の句を見て過ごしけり

令和5年(2023)のお正月となった。我が家の玄関には旧師前田普羅の色紙が飾ってある。前田普羅をリスペクトしてやまない三兄弟だったと自負しているが、いまや私一人が生きている状況である。残念ではある。健康に気をつけねば・・・とも思う。

「鰤網を越す大浪の見へにけり」(普羅)は、「能登蒼し」に掲載。この色紙をお正月の玄関に飾ってみた。座敷には「駒ケ嶽凍てて巌を落しけり」(普羅)の短冊が飾ってある。小正月には、「雪山に雪の降り居る夕かな」(普羅)の掛軸を床の間に掛けて見てみたいものだ。