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2015.01.22
新春大歌舞伎

初春の「女暫」おおどかに
18日(日)初句会が終わった後、歌舞伎座で新春大歌舞伎を見た。吉右衛門、玉三郎は素人の目で見ても流石である。
荒事で演じられる歌舞伎18番「暫」を、女方が演じるのが最大の趣向であり、面白さでもある「女暫」(おんなしばらく)。
寿新春大歌舞伎の演目として相応しいし、玉三郎が巴午前、吉右衛門が舞台番辰次でなかなかであった。古風で、おおどかで、華やかで・・・。
感想・・・猿之助の「黒塚」老女役は素晴らしい。目立ったのは勘九郎、染五郎、七之助・・・。まだおられるのだろうが、素晴らしい役者の演技を見ぬく力がないのが残念である。しかしながら、素晴らしい新春の一時ではあった。
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