2017.10.13 大岩不動
大岩不動奥の院(H29,10)

南無行基護らせ給へ秋の蝶

冨山に大岩山日石寺がある。大岩山は古くから不動明王に帰依する祈願所として北陸一の霊場とされています。山内を流れる大岩川は、奇石怪岩重畳、いたるところに瀧を懸け、洞をうがちます。目には新緑重蒼たる渓谷の美を、耳には滝と水や木魚や鐘の音が六根清浄の和讃に和して静かな調べとなって心を和らげます。
千巌渓は全山不動信仰、仏緑の聖地となっているが、凝灰岩の洞の中に行基(菩薩坐像)が祀られており日石寺の方角を向いている。本堂の不動明王像は、真言密宗の総本山日石寺の本尊として全国の信者の帰依を集めています。
日石寺の創建は神亀2年(725)行基が開いたのが始まりと伝えられています。古くから立山信仰の一端として寺運も隆盛し最盛期には21社60坊を抱える大寺として名を馳せました。

俳誌 「辛夷」 の年次大会の翌日、硯星さん、芳雄さんのご厚意で大岩不動を吟行した。美那子さん、のぶ子さんも加わり素晴らしい吟行となった。磨崖仏・不動明王坐像は特に素晴らしかった。また行基菩薩坐像はやや遅れて掘り出されたようだが、その千巌渓・奥の院に虹が懸っており、秋の蝶が舞っていた。

我々も秋の蝶の様な存在に過ぎないのであろうか?護らせたまえと自然に言葉がでてくる千巌渓ではあった。それにしても、冨山にこんな素晴らしいところがあったとは・・・・・。句友に心から感謝するばかりである。


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