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2018.01.31
裾野も長き

冬の日に映ゆる赤城の裾長し
蒼天にくっきりと黒いシルエットを浮かべている赤城山。この時期しか見れない赤城山の勇姿かもしれない。終の住居かもしれない赤城根に帰って来て何年になるだろうか? 毎日を自分なりに真剣に生きているつもりだが、余りにも時の経つのは早い。
先日、ある本を読んでたら宮沢賢治の文が載っていた。
「わたしたちは、
氷砂糖をほしいくらいもたないまでも、
きれいにすきとおった風をたべ、
桃いろのうつくしい朝の
日光をのむことができます。」
「注文の多い料理店」「序」より。
美しい自然に囲まれて生活できるのは、何ごとにも変え難い。
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