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2018.04.19
熊野本宮大社

古(いにしえ)の願ひがのりし春の風
はるか千年続く、熊野詣での願いが聞こえる、全国の「熊野神社」の総本宮にあたる熊野三山。三山の中でもとりわけ古式ゆかしい雰囲気を漂わせるのが、聖地熊野本宮大社である。熊野参詣道のなかでも、多くの人々がたどった「中辺路」を歩くと、難行苦行の道のりを終え最初に辿りつくのが熊野本宮大社。最初に熊野本宮大社を拝む「伏拝王子」の名は、やっとたどり着いた熊野大社を伏し拝んだ由来からと伝えられる。
門に書いてあった、「御創建二千五十年」、「神を父に 仏を母に いただきて 熊野より興さむ 出発(たびだち)の時」 の文字が鮮明に思いおこされる。
何はともあれ熊野三山を詣でることが出来たのは幸いである。
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