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2019.04.26
大講堂と桜

講堂に歴史を偲ぶ花の雨
宮島の厳島神社横の坂道を登ると講堂がある。豊臣秀吉が源平合戦の死者の霊を弔う為に建てた講堂と言われている。建物の中は畳千畳が敷ける広さで、千畳敷講堂と言う。未完成の建物だが、風雨にさらされていても今なお凛として建っている姿に感動する。
以前来た時は暑い時期で、千畳敷で涼んだ記憶がある。素晴らしかったし、助かった覚えだけが残っている。それに比較し、今回の講堂は、雨のなか健気に咲く桜がなんとも言えず素適で、実に余情が深い。歴史を偲びながら、ゆっくり廻らせていただいた。
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