2019.04.26 岩惣の庭
岩惣の庭の新緑(H31,4)

新緑の庭に溢るる宿にいて

私は日本式旅館が大好きである。ただ日本式というのでなく、どこかに日本の美意識がさらりと置いてあったりすると、旅館に泊まったことがうれしくなるタイプなのである。この「岩惣」はそんな旅館であり、いつか家内を連れて泊まりたいと思っていた。

成り立ちは、安政5年(1854年)、初代・岩国屋惣兵衛は奉行所より開拓の許可を受け、現旅館の前のもみじ川に橋をかけて、渓流に茶屋を設けて道行く人々の憩いの場とした。それが「みやじまの宿 岩惣」の始まり。明治初期に旅館として開業。現在では、島内でも珍しい天然温泉を引き、国立公園に佇む旅館として多くの人に愛されている。

行く春や経納めにと厳島(夏目漱石)、聞きもせず語りもせずの紅葉かな(戸川幸夫)、我が願いやうやく足りて・・・・・・(斉藤茂吉)の歌もあったような・・・・。

気配りが素適な、好きな旅館の一つである。



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