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2021.10.30
虹の扇沢

しぐるるや虹をかかげし扇沢
「時雨」とは、冬の初め、降ったかと思うと晴れ、また降りだし、短時間で目まぐるしく変わる通り雨。この雨が徐々に自然界の色を消していく。そんな時雨の扇沢に、関電トンネル電気バスを下りると虹が掛かっていた。
私には風間が今日のイベントをとても喜んでいたと思われた。須田の立山・雄山神社に捧げた「詔」も心がこもり、格調も高く、とても立派なものであった。さすが幼馴染みである。また、この時期に山仲間が集まって、山に帰る風間を見送ってくれたのである。
一人で帰る寂しさを癒やしてくれたし、今後に勇気を与えてくれた虹であった。
「いつまで生きるかよりどう生きるか」が問われる年代となった。勇気を持って進もうと決めた。
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